たまねぎとじゃがいも

珍奇植物を育てています。

エリオスペルマムの育て方

私流の育て方になるので、参考程度にご覧ください。

ご自身で行う場合はご自身の責任で行ってください。

※東京近郊なので、他の地域の方は注意してください。

 

 

エリオスペルマムの注意

エリオスペルマムは休眠したままの場合がある。

鉢植えではなく、塊根のみの状態で購入するとありがちなのが、いつまで経っても起きない場合です。枯れたりはしていませんので、辛抱強く育ててあげましょう。

 

置き場所

10月~4月

新芽が確認出来たら屋外の直射日光が当たる場所に移動しています。

置き場所がない場合は半日だけ日が当たる場所に置いていますが、大丈夫なようです。

一か月ほど蛍光灯だけの部屋に置いておいた事がありましたが、枯れはしませんでしたが徒長しました。

5月~9月

葉が枯れ始めたら室内に移動しています。

地上部の葉はすべて枯れてしまうので、暗い場所などどこに置いても大丈夫ですが、直射日光が当たる場所は温度が上がりすぎるので避けています。

 

用土

乾燥した地域の植物なので、排水性が高い土を使うと良いです。

私はベラボン単用、またはセラミス単用で使用しています。
腐葉土など有機質の土を使用するとコバエが発生するので、家に取り込んだりする場合は注意してください。

 

水やり

冬の生育期は土の表面が完全に乾いて2日くらい経ったくらいに鉢底から水が出るまでしっかり水やりします。

乾燥には強いので心配な方は用土全体が完全に乾いてから潅水してもよいと思います。

エリオスペルマムは1か月くらい忘れていても枯れたりしないのでちょっとほったらかし気味でも大丈夫だと思います。

夏の休眠期は基本的に断水ですが、一か月半くらいに一回は鉢底から水が出るまでしっかり水やりします。

 

肥料

肥料は新芽が出始めて少し経った11月くらいに置き肥(緩効性化成肥料)を規定量の半分くらい置いてます。※よく見る白くて丸いやつです。

置き肥は2~3か月くらいで切れるので、3月くらいにもう一度置くようにしています。

 

備考

常に屋外に置いている場合、1~2月の厳寒期は一旦生長が止まります。

10~12月中旬 ・・・ 生長期

12月下旬~2月末 ・・・ 生長が止まる

3月~4月末 ・・・ 生長期

上記のように生育期でも生長が止まる期間は水やりを控えると良いです。

 

トラキアンドラ トルチリス/Trachyandra tortilis

ゲチリスとは違った波型の葉をもつトラキアンドラ トルチリスです。

手前に伸びている棒みたいなものは花芽です。

まだまだ小さいですが、ウネウネが強く出るようになりました。

 

この種類はゲチリスやエリオスペルマムと同じ冬型球根になります。

育て方もほとんど同様なので、ゲチリスと一緒に外に出しています。

色々なサイトを見るとウネウネを出すには、肥料や潅水は極力控えめにするように記載していますが、こちらでは普通に潅水して肥料もあげています。

どちらかというと葉の幅に関係しているように見えるので、なるべく大きく育てるのを優先してみると良いかもしれません。

 

大きくなってくると葉の数が増えるのと葉の幅が広くなるので迫力が出てくると思います。

ゲチリスやエリオスペルマム同様に乾燥と寒さには強いので、栽培は比較的楽です。

最低気温‐3℃でも特に枯れる感じではないので結構強いです。

 

2023/02/07

寒波の為、家に退避していたら花が咲きました。

急に暖かくなったせいでしょうか?

 

小さくてかわいらしい花です。

花びらの真ん中に緑の筋が通っています。

 

蕾がたくさんあります。

すごくきれいな花ではありませんが、花が咲くと少しうれしくなります。

 

ちなみに花は閉じたり開いたりしています。

 

ムシトリスミレ エセリアナ/Pinguicula esseriana

食虫植物のムシトリスミレ エセリアナになります。

花が咲きました!

とても小さい花です。

 

葉差しで増えるので、購入時は1株でしたが結構増えています。
少しの衝撃で葉が落ちて、そのまま葉差しになってます・・・

ロゼット状に小さい葉が展開します。

上は3号鉢なので結構小さいのが分かります。

 

ムシトリスミレは粘着質の葉で昆虫を捕まえます。

捉えた虫は粘着液の酵素で溶かしながら吸収していきます。

ただ、エセリアナは葉が小さいので、あまり虫をとらえているところを見たことがありません。

もともとはコバエ対策で購入しましたが、ほとんど役に立っておりません・・・

 

エセリアナは冬の葉と夏の葉が違っていて、冬の葉は上のように少しコロッとした越冬用の葉になります。

ほとんど粘着液を出さないので、虫は捉えることはできません。

夏の葉は少し大きくなり、粘着液を出すため、もう少し光沢があります。

 

エセリアナはムシトリスミレの中でもメキシカンピンギに分類され、他の種類とは育て方が違います。

よくあるムシトリスミレは、常に湿っている環境を好むので、ミズゴケなどで越水管理しますが、メキシカンピンギの場合はそこそこの乾燥を好むようなので、観葉植物などと同じような管理をしています。
冬は結構乾かします。

とはいえ、ミズゴケで越水管理している方もいるようなので、どれが正解かは良く分かりません。

とりあえず、3年以上は枯らさずにきているので、このやり方でも間違ってはいないようです。