たまねぎとじゃがいも

珍奇植物を育てています。

ゲチリス セトーサ 育て方 2021

ゲチリス セトーサ/Gethyllis setosa

私の育てている方法になりますので、参考としてご覧ください。

温室などを使わずに常温、常湿状態で育てることを基本としています。

よって、キレイに育てる以前にどこまでの環境だったら大丈夫なの?というような観点で栽培しています。

 

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用土

  • セラミス単用です。※室内観賞用に虫がわかない為
    水はけが良ければ赤玉土鹿沼土単用でもいいと思います。

置き場所

  • 10月~4月:屋外(直射日光が良く当たる場所)
    大体10月中旬から葉が出始めるので、夏型の植物と入れ替えで屋外に出します。真冬は天気予報を確認して、翌朝の最低気温が「-1 ~ -2」くらいであればそのまま屋外に置いておき、それ以下であれば夜間のうちに屋内に避難して翌朝に屋外に出します。
    ※まれに最低気温が-5℃の時も外に出ている時がありましたが、連日でなければ大丈夫そうです。

  • 5月~9月:屋内
    4月くらいには葉が枯れ始めるので、そのタイミングで屋内に取り込みます。
    休眠するため、暗い部屋に置いています。
    場所があれば、そのまま出しっぱなしでいいのではないでしょうか。
    その場合は日陰に置いた方がいいとおもいます。

水やり

  • 10月~4月:用土が完全に乾いたら鉢底から水が出るくらいにたっぷり水やりします。※乾燥には強い植物なので少しくらいカラカラでも大丈夫です。
    さすがに氷点下になるくらいの真冬は成長が止まるので、その時は断水気味にします。

  • 5月~9月:基本的に断水します。
    気が向いたら1日くらい外に置いておけば乾くくらいの水やりをします。
    大体二ヶ月に1回くらいです。


肥料

  • 元肥としてマグァンプを混ぜてます。
    それ以外は何もしていません。

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希少でかつ見ごたえのあるゲチリスです。

リネアリスなど巻き系の葉は結構ありますが、剛毛系のゲチリスは少ないのではっきりわかる種類ではないでしょうか。