たまねぎとじゃがいも

珍奇植物を育てています。

ゲチリスは寒さに強い?

最近の寒波の影響でゲチリスの成長が止まっています。

良く言われているような「5℃以下になったら屋内に取り込んで」とかはやっていません。

-5℃とかにならない限りゲチリス、エリオスペルマムは屋外で栽培しております。

氷点下になる朝など、用土が凍っていてカチコチになっていたりしますが、一つも落とすことなく成長しています。

思ったより氷点下まで耐えられるようです。

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ゲチリス グランディフローラ/Gethyllis grandiflora

購入時はもっと小さかったのですが、1年でだいぶ太りました。

相変わらず葉は2枚ですが、球根は大きくなりました。

小苗の中では一番の成長でした。

 

2番目はこちら

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ゲチリス ベルティシラータ/Gethyllis verticillata

葉鞘が美しいゲチリスです。

購入時は球根が大変小さかったので栽培が心配でしたが、かなり大きくなりました。

 

続いては、生長点が複数になったゲチリスです。

一か所ではなく複数個所から葉が出てきています。

球根を見ていませんが、分球し始めでしょうか?

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ゲチリス オリゴフィラ/Gethyllis oligophylla

今や生長点が複数あります。

分球しているかどうかは休眠期の夏になったら一度掘り起こして確認しようと思います。

 

もう一つ生長点が複数あるゲチリス

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ゲチリス リネアリス/Gethyllis linearis

一番最初に購入したゲチリスです。

思えばこのゲチリスからスタートしました。

こちらも同じく夏になったら分球を確認します。

 

国内でゲチリスがなかなか手に入らないので、

直接輸入したゲチリスになります。

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ゲチリス シリアリス/Gethyllis ciliaris

上記のオリゴフィラも輸入ですが、輸入した球根の方が国内で購入するより球根が大きいケースが多いような気がします。

基本的に開花球として売りに出している場合がほどんどなので。

まあ、日本と海外で流通している品種が違うのでその辺は買い分けする方がよさそうです。

日本では流通していなくても海外だと結構流通していたりするものもあったりします。

 

こちらも輸入です。

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ゲチリス ブリッテニアナ/Gethyllis britteniana

葉鞘に特徴のあるゲチリスです。

ゲチリスの中では大きいので存在感があります。

 

そして海外でもなかなか売りに出ていないゲチリスです。

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ゲチリス セトーサ/Gethyllis setosa

ゲチリスの中でもはっきりと種類が分かる数少ないゲチリスです。

螺旋状の葉をもつ種類とは違い、剛毛な感じの葉が特徴的です。

 

ゲチリスは育てるだけなら関東地方から南西であれば屋外で越冬可能なようです。

ただし、12月中旬~2月は完全に成長が止まりますので、きれいに育てたいとかもっと早く育てたい場合は、5℃以上保つようにすると良いのではないでしょうか?