サイカス/ソテツの実生後初フラッシュが始まりました。
実生のソテツがフラッシュしています。
なんか気温に呼応してるのかタイミングが同じくらいです。
まず、最初に芽を出したのは、sp. Thai Silver
相変わらず虫みたいです。
昨年の今頃に播種?して根は出ましたが、芽がまだでした。
こちらは一週間ほど経ったところです。
少し曇ってたので茎が長くなっています。葉は少し開きかけてます。
鉢を回転させていたので、茎があっち行ったり、こっち行ったり・・・
うまい具合にアップが撮れました。
この規則正しい並び方なんかは植物ならではでいいですね。
シンメトリーが好きです。
もう一つのsp. Thai Silverです。
小さくてピントが合っていませんが、こちらもフラッシュしだしました。
そしてcairnsianaもフラッシュ開始
こちらも調子よく順調に茎が伸びています。
cairnsianaはもう一つありますが、こちらはまだフラッシュしていません。
上記の2種類は両方とも播種後の発根率がよくて、sp. Thai Silverは3つのうち2つ発根、cairnsianaは4つのうち、3つ発根しました。
実はcairnsianaの1株は昨年の秋にフラッシュしていたのですが、台風の強風で葉茎が折れて飛んで行ってしまいました。
そのせいかどうかは分かりませんが、次のフラッシュを待つことなく枯れてしまったので現在は2株ずつが残っています。
ここまでの育て方
播種(5月~6月)
100円ショップで万力みたいなものを買ってきて、種の外側の硬い殻が割れるように縦に万力で割りました。完全に殻は割らずに軽く隙間が空くくらい。ナッツを割るような感じです。
発根まで
ざるにそのまま種を転がして、なんとなく水に漬かるように腰水?状態。
水に潜らせるというより、なんとなく殻が水に触れているかいないかくらい。
もしかしたら腰水にしなくてもいいかもしれません。
置き場所は直射日光が当たるところ。
毎日、1回~2回上から水をかけるようにします。
発根後
1か月くらいで、あっかんべーのような根っこが殻の隙間から出てくるので、鉢に移します。
とりあえず用土に乗っけとけば勝手に根っこが潜っていきます。
あとは通常のソテツと同じように用土が乾いたら灌水する感じです。
冬について、上記の種類は関東の寒さくらいでは大丈夫そうでしたので、ベランダに出しっぱなしでした。
基本的に10月下旬くらいから水は切っていますが、2か月くらいに1回の感じで灌水していました。(もちろん暖かい日を選んで)
ここまではこんな感じで育てています。
実生は楽しいのですが、うまくいくと数が一気に増えるため、置き場所に困ります。